一番の敵は自身の言い訳

20歳なのにできない人もいれば
70歳なのにできる人もいます。

お客様にとって
支払った価格に見合う満足感を与えてくれる方であれば
セラピストの年齢は関係ありません。

問題は年齢ではなく
それを言い訳にする自分自身です。

「年だから覚えが悪くって」
「若いころのように身体がついてこないから」
と言い訳して逃げ道を作るからです。

楽をして身に付く仕事はありません。
セラピストになるのにもそれなりの苦労も努力も必要です。
少しでも年齢を気にして不安に思うのであれば
セラピストになることは諦めた方が良いと思います。

以前お会いしたセラピストの中に
とても素敵な方がいらっしゃいました。
その方の例をご参考に紹介しましょう。

68歳男性
定年を迎えたのはよいものの、
突然仕事がゼロになるのも張り合いがない。
今まで会社に・社会にお世話になってきたご恩返しにと
施術を覚え、セラピストを志したそうです。

「当然若いころのように無理はできないが、
相手に寄り添う気持ちだけは精一杯もって
奉公のつもりで施術を楽しんでいます。」

年齢を不安と捉えず
年齢と真正面から向き合い
自分の今出来る限りの力を出して
ことに臨むという立派な姿勢をお持ちの方でした。

私はそれで良いと思います。
そうでなければ
新しい挑戦などできる由も無い。

今40歳代、50歳代もしくはそれ以上の方、
年齢のことを気にするよりも
第1章で述べた「人となり」の方を気にしていただきたいと思います。

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目次

1.覚えられるかどうか不安です。
2. 未経験で49歳ですが大丈夫ですか?
3. 誰から・どこで教わるのが良い?
4. 収入はどのくらい?
5. 資格は必要?
6. 副業でやりたい、開業したい。
7. セラピスト・整体師・柔道整復師・あんまさんなど何が違う?
8. 人と接することが苦手です。
9. お休みや就業時間は?
10. アロマオイルマッサージとボディケア、どちらが良い?

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