人は誰かに管理されないとゆるくなる

セラピストの労働時間は
サロンによってまちまちです。

雇用の場合は、8~12時間くらいが相場で、
業務委託の場合は労働基準法適用外ですので
それこそ3~4時間から12時間以上と大きく幅があります。
稼ぎたい度合いに応じて
自ら時間を短くしたり長くしたりするのです。

私たちのサロンでは
業務委託であっても
「(シフト時間の応じて)必ず30~90分の休憩を取る」
ように義務付けています。

しかし、サロンの中には
休憩時間も取ったり取らなかったり。
土日などの繁忙期は休憩が取れないサロンもあります。

休みもサロンによってまちまちです。
定休日を設けていないサロンは
セラピストが交代で休みを取るのですが、
雇用・業務委託を問わず、
希望の日に休めないことがほとんどでしょう。

サロン選びをする時には
休憩や休みがどの程度取れるのか。
自分の希望はどのくらい尊重されるのかを
確認した方が良いでしょう。

心得ておかなければならないのは
出勤予定の当日に休む(いわゆる当欠)など
予定の変更は極力しない、
または遅くとも前日以前に連絡することが大切です。

社会人であれば、それは常識ですが
セラピストは更に輪をかけて
予定変更をシビアに考えなければなりません。

「予約」

があるからです。

当日にサロンの都合でキャンセルしてしまうと
お客様からの信頼を大きく下げてしまいます。

セラピスト個人の理由だとしても
お客様はサロンの評価を落とします。

セラピストを何十人も抱えているサロンは少なく
そのほとんどが数人規模で運営しています。

なので、1人が急に休むと替えが効かないため
入っている予約をお断りをしなければならない。
そうしてお店の売上も信用も失ってしまいます。

私たちのサロンでは
「風邪気味だけれど、一晩寝れば良くなるかもしれないから
明日の朝まで様子を見て、だめなら休もう。」
これは、厳禁としています。

朝になって、もうサロンの予約が埋まった後に
「すみません、朝まで様子を見て頑張ったんですが、やっぱりだめです。」
その方が傷が大きい。

調子が悪い時はその場で明日の休みを連絡する。
他のサロンでも同じだと思います。

そして、それ以前に重要なのが「自己管理」

指を傷めないように、
風邪をうつさない、うつされないように、
お腹を壊さないように、(施術中トイレに行けないため)

こうした自己管理がとても重要です。

でもなかなか自己管理って難しいですよね。

どうしても休めない!

と思うからこそ頑張れる時ってあると思います。

休むと上司がうるさいから

だからずる休みはできないということもあると思います。

人は管理されないと緩い方に流れやすい。
それほど自己管理は難しい。

なので、私は少々厳しくても
休みに対して(常識的な範囲で)厳格なサロンを
選ぶことは大切だと思います。

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目次

1.覚えられるかどうか不安です。
2. 未経験で49歳ですが大丈夫ですか?
3. 誰から・どこで教わるのが良い?
4. 収入はどのくらい?
5. 資格は必要?
6. 副業でやりたい、開業したい。
7. セラピスト・整体師・柔道整復師・あんまさんなど何が違う?
8. 人と接することが苦手です。
9. お休みや就業時間は?
10. アロマオイルマッサージとボディケア、どちらが良い?

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